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スラロームの走り方
スラロームとは正確には『進路転換コース』といい、
等間隔に置かれた障害物をよけながら走行して障害物にふれないように安全運転できるか、
マシンを傾けたときにふらつかないか、バランスを十分とれるか、
速度調整がスムーズにできるかなどについての練習です。
(なお、普通二輪の小型限定の試験には、このコースの設定はありません。)
通過目標タイム | 普通二輪 | 8秒以内 |
---|---|---|
大型二輪 | 7秒以内 |
走り方のポイント
- スラローム・コースに入るときには、セカンド・ギヤにしておくようにします。
- ニー・グリップをしっかりとして、マシンを安定させます。
- 障害物の横に前輪がきたら曲がる方向へマシンと身体を傾け(リーン・ウィズ)ます。
- 速度がですぎないように、リヤブレーキで調節しながら一定のスピードを維持しリズミカルに通過します。
ライディングアドバイス
- 上半身はずっと真っ直ぐにしたまま、頭を中心に下半身を思い切りひねりこむようにしてアクセルオフで車体を倒し、オンで立て直し起こします。
- スロットルは、障害物の手前でいったん戻し、障害物をすぎる直前にスロットルをわずかに強く回します。
- スラローム・コースでは、ハンドルをきるのではなく、マシンを傾けることによりカーブを曲がります。
注意!!試験ではこれは減点/中止行為だ。
- 障害物に接触したときは、試験中止になります。
- スラロームを順に通過できないとき。
- 走行中にエンストしたり、足を接地したとき。